アパレルノオシゴト!

やっぱりアパレルのお仕事が好き!今より輝ける仕事術をブログでお届けします。

ファッションの仕事の種類とは?営業と商品企画とは?

 みなさんこんにちは。Lindaです。

ファッションのお仕事についてみなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか?まずはじめに思いつくのは販売員のお仕事でしょうか?ファッション関連のお仕事は実は色々あるんです。

 ファッション関係のお仕事、アパレル企業の職業について、書いていこうと思います。

 

 

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 それぞれの職業に難易度をつけました。「未経験者がチャレンジする難易度」という視点で星をつけています。勝手な目安なので、難易度はご参考程度にご覧下さい。

営業系(難易度★★★✩✩)

販売員(難易度★✩✩✩✩)

店頭で接客・販売を担当します。お客様をお出迎えして、探している商品を一緒に選んだり、コーディネートしたり、商品の着丈が長かったらお直しする丈を測ったり、お客様をおもてなしするお仕事です。売上も大切ですが、なによりも「お客様に喜んでもらう為の仕事」をするのが基本の心構えです。リピーターがついて顔見知りのお客様ができたり、自分のコーディネートを気に入って頂いて、たくさんお買い上げいただける事に達成感ややりがいを感じるお仕事です。

 

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副店長/アシスタントストアマネージャー(難易度★★✩✩✩)

アパレルのお店には、様々な働き方をしている人がいます。正社員や契約社員、パートタイム、アルバイトなどです。店長と販売員の間にたち、みんなの意見をまとめたり、店長との橋渡しをしたりするお仕事が副店長のお仕事です。

自分でも接客販売をして、売上を積み重ねていく事も大切です。そのほかにも、店長のフォローや提出資料の作成のフォローをするのも副店長の仕事です。店長不在時にはお店の責任者になります。

店長/ストアマネージャー(難易度★★★✩✩)

店舗の一番の責任者です。店長の一言でお店の方向性が決まりますので、大切な役割です。年間・月間・日の売上やイベントの計画を会社の方針に添って決めて、お店のスタッフ全員に説明をして、実施してもらいます。お客様にお知らせをする内容はスタッフを介して伝えてもらいますので、しっかりと意思を伝達しなければなりません。そのための毎日の朝礼でミーティングを実施したり、進捗をマネージャーに報告したりします。販売員と副店長が報告するのが店長に対してだったのに対して、店長は会社やマネージャーとのコミュニケーションを取る必要がありますので、ビジネスライクな話し方や一般的なビジネスマナー、書類作成をするためのエクセルやワードのスキルも多少必要です。またお店はシフト勤務で運営しますので、月間のシフト勤務計画書の作成や毎日のワーキングスケジュールの作成なども店長の大切な仕事の一つです。

しかし、店長として一番大切なのは、「お客様を大切にして、お店のスタッフを大切にできる人格とリーダーシップ」です。

マネージャー(難易度★★★✩✩)

一人何店舗かを統括して、運営がスムーズにできるように、アシスタントする仕事です。またお店の人材採用時に立ち会ったり、ディベロッパー(テナント)に入店している場合にはミーティングに立ち会ったり、お店で大切な場面になったら、会社の代表として立会います。また、販売員が店長に言えない相談や困ったことや、人事関係の相談事などもマネージャーを通して話が伝わる場合があります。

お店の売上の進捗を管理して、目標まであとどのくらい、などと一緒に目標達成までの対策を検討したりすることも大切な仕事の一つです。

細かい業務に対して介入していくので、人のお世話をするのが好きなひとや、計画をこまめに見直す事ができるひとが向いています。また相談も頻繁にされますが、相談しやすい人柄も大切です。会社の代表として意見を求められる事が多々ありますので、会社に対する幅広い知識を持つこと、会社方針をしっかり記憶しておくなどの、予備知識を持つことは必須です。計画書や報告書を頻繁に提出するので、エクセルのスキルは必須です。

商品・企画系(難易度★★★★✩)

マーチャンダイザー/MD(難易度★★★★✩)

会社の商品の方針を決める重要な役割です。商品のカテゴリーごとに受け持つ担当が決まっており、数名のチームで、全体の商品構成を担う場合が多いです。昨年の売上データや、自身の経験を元に、年間の商品構成を細分化し、どうゆう商品をどの週に店頭に入れていくか計画をします。その計画を元に、商品を開発していきます。

MDが社内のデザイナーに企画を割り振る場合や、社外のOEM先に(外部委託をして商品を作ってもらう)外注する場合など、会社によってまちまちです。

トレンドに関して敏感で、ファッションに精通している事が必須です。ただ自分が好きなファッションという事ではなく、ブランドのターゲットのお客様がどんな洋服が好きなのか、今年の流行の中でも、ターゲットのお客様が受け入れる流行はどれか、などの先見の目を持っていて、その自分の感性を信じて貫けなければいけません。プレゼン能力を駆使して、自分の企画を通す強さが必要です。専門性が高い仕事なので、バイヤーを経てMDになる人も多くいます。

バイヤー(難易度★★★★✩)

MDとの違いは、MDは商品を作るのに対して、バイヤーは既存の商品を買い付けます。バイヤーの中には、両方をこなす人もいます。このバイヤー/MDの定義は会社によって違う場合があるので、求人をみる場合などは、詳細を確認されてください。

数値分析や経験を元に、商品を買い付ける仕事です。主な取引先はすでに決まっている場合が多いですが、新規取引先を常に探して、世界中を回る場合もあります。また国内外の展示会に出たり、アパレル企業やOEM先が開催する展示会に出席するなど、フットワークが軽い事も大切です。顔が広くアパレル業界にたくさんに知り合いがいる、などの交流がある人はその人脈が役に立ちます。

トレンドに関して敏感で、ファッションに精通している人。実際の取引を勧める際に、会社に有利な条件を交渉することができる人など、取引上手はその能力が役に立ちます。いろいろな事に興味があり、チャレンジすることを恐れない気持ちも大切です。

デザイナー(難易度★★★★★)

デザイナーは専門性が高く、ほとんどの人が服飾の専門学校を知識を学んでから就職します。デザインの画力、商品知識、トワルチェック、パターンナーへの指示出し、ブランドコンセプトに合ったセンスが必要です。また社内の、MDやパターンナー、生産管理、営業や、場合によっては工場などと、直接やり取りをしますのでビジネスマナーやコミュニケーション能力があることも大切です。

勤務先は、大きく3つに分けられます。1、アパレルブランド 2、セレクトショップ 3、OEM、ODMメーカー です。それぞれ必要な能力の優先順位は違いますが、スタイル画力、商品知識、コミュニケーション力、ブランドに合ったセンスは必要になってくるようです。

パターンナー(難易度★★★★★)

パターンナーもデザイナーと同じく専門的な職業の一つです。服飾専門学校で知識を学んで就職するのが一般的な方法です。デザイン画を参考に、お洋服のパターン(型紙)を作っていきます。

ファッションのデザインを決めるのはデザイナーの仕事ですが、パターンナーは服の形を決める、お洋服作りの中では非常に大切な仕事の一つです。同じデザインでもパターンナーが違うとお洋服の出来栄えや着心地や見た目まで違ってきてしまうほど、重要です。パターンの作成をはじめ、実際に製品にするため工程を担うのがパターンナーの仕事です。

 


まとめ

営業系と商品企画系のお仕事についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?営業系は、お客さまやスタッフ同士のコミュニケーションが重視されており、お客様からの感謝の言葉にやりがいを感じたり、毎日色々な出会いがあり、刺激に満ちた毎日が送れます。

商品企画は自分で想像した商品のヴィジョンを数ヶ月単位で形にして、店頭に送り出し、その商品が売れることでお客様に価値を提供しています。

同じ商品を扱うアパレルのブランドですが、全く違う仕事の仕方が双方にありますが、最終的にたどり着くのは「お客様満足」です。

ぜひなりたい自分に向かって、コツコツ頑張っていきましょう。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

今後も記事を更新してまいりますので、読者登録、お待ちしています。

Lindaでした。